銀座でラーメン朧月に寄った帰り道、
事情により帰宅は早めたいけれどもちょっと甘いものでも買って帰りましょうという話になったので今回立ち寄ったのはコチラ。
銀座若松
銀座若松はあんみつ発祥の店として知られる老舗。
今回はコチラのお店で名物のあんみつをテイクアウトしたのでその様子をご案内致します。
銀座若松とは
銀座若松は明治27年創業の老舗和菓子店。
先のご案内した通りあんみつ発祥のお店として知られ、当時より歌舞伎役者の出入りがあるのだとか。
長い演目の前後、ガツンと甘いあんみつはたまらない栄養源だったものと思います。
＼お店の口コミ／
お店の様子
お店はドドンと銀座の中央通り、２０２０年現在ではPRADAがそびえたつビルの中にあります。
ビルの中にお店があるというより、創業当時から場所を変えていないとの事なのでお店の場所にビルを建てさせてもらった・・・と言うのが正しいのかもしれませんね。
建物中央にあるエントランスから若松に行く事が出来るのでコチラを・・・
因みに同じビルにある萬年堂も元和年門京都で生まれ、明治５年に東京に移転したお菓子の老舗です。
ビルは真ん中が突っ切れるようになっていて（と言うか当時は道だったのでしょうね(^^;)）
現在若松の様子は通路の真ん中に入り口が出てくるような佇まいになています。
入り口には『若松』と大きな看板が出迎えてくれます。今回は中に入らなかったので外観のみで。
お店のメニューは基本的に和菓子、甘味と言ったところ。
後はサイドメニューのような感じで雑煮とかぜんざいなどが並ぶみたいですね。
お店のメニュー
お店のメニューの一番人気は勿論あんみつ。
現在は元祖あんみつ ￥９５０ として商品が出ています。
あんみつに￥９５０とはなかなかですが、銀座価格と言うか老舗の風格と言ったところでしょうか。
あんみつ以外にも、くずもちやところてん、アイスクリームや白玉あんなどなど
手作りの和菓子がたのしめるようですね。
因みにくずもちは久寿餅の方、葛餅ではなく江戸の小麦を発酵させた久寿餅。
船橋屋とか山信さんが作られるのと同じタイプのものですね。
あとはおしるこや、お店で炊いているのでしょうか粟ぜんざいなんてのもありました。
しょっぱいものだとお雑煮やいそべ巻きなど、
ちょっとしたしょっぱいが並んでいました。（他にもあるのかな）
テイクアウトメニュー
テイクアウトはお店入り口向かってすぐ右側にありました。
定番の元祖あんみつから、しらたまあんみつ、よもぎあんみつ、杏ああんみつなどなど・・・
価格は１つ￥６００～６２０とお店で出す量とも違うんでしょうね、割とリーズナブルな感じ。
その他お団子各種、久寿餅など。
久寿餅は真空パックに入った状態のものにきな粉とパウチの蜜が添えられていて
持ちより先で切り分けるような仕様になっています。
因みに白玉とお団子は違うのでしょうか？と伺ったところ「違います」との事だったので、お団子を買ってあんみつに足しても白玉あんみつにはならないようですｗ
棚の下段は特に飾るものもなさそうなので
適当にディスプレイが並んでいました。
豆かんとところてん、栗あんみつも選べるようですね。
あとはどうしろと言うの？？って感じで和風な折り紙が寂しくない程度に飾られている感じ。
そんなふうに思いながら・・・今回は元祖あんみつを２つテイクアウトして帰宅しました。
テイクアウトしたあんみつ
元祖あんみつ（テイクアウト） ￥６００（税込）
元祖あんみつには、餡、ミカン２房、サクランボ１個、飾餅２個、寒天、えんどう、蜜がセットになっています。
量は違うと思いますがお店で食べると千円弱するので、それを想うと老舗の味をリーズナブルに楽しめるテイクアウトって案外悪くないかもしれません。
「あんみつ発祥のお店のだよ」って持って帰れば話のネタにもなるかなと。
因みに、和菓子は本来冷蔵庫などのない時代から作られているものなのであんみつも特に冷蔵の必要はなく常温で持ち帰りました。と言っても持って次の日位まででしょうが。
セットには蜜も当然付いてきます。
たっぷりチューブに入った蜜が１個、かなり太っ腹だなぁと思います。
この蜜は「黒蜜と白蜜と選べる」と言われたので今回は２つとも黒蜜で持ち帰りにしました。
どうせならあっさり白蜜でも良いかなとも思いましたが、やっぱりあんみつにはガツンと黒が良いなと。
盛り付けてみました
そのまま食べても良かったのですが、せっかくなので 器に盛りつけてイタダキマス！
材料は小豆は十勝産、赤えんどう豆は富良野産、寒天は伊豆三宅島産、黒蜜は奄美大島の黒砂糖を使用して、当時の味を守り続けているのだとか。
我が家には丁度栗の甘露煮瓶詰があったので、贅沢にも栗あんみつにしてたのしもうとかなと追加です👍✨
さて盛り付けたあんみつに、付属の黒蜜をかけます
いざ！
投入♪
黒くてよく見えなかったかもですが、あんには松をかたどった緑色の寒天が添えられて飾りになっています。
味はありませんがお店独特の風情があって良いですね👍
さっぱりとした寒天に、さっぱりとした餡とがつんとした蜜、
そして程よい塩加減のえんどう、美味しくイタダキマシタ。
銀ブラの一休みに、銀座のちょっとした手土産にオススメの逸品です。
ごちそうさまでした。
＼お店の口コミ／
銀座の老舗洋菓子店の喫茶へ突撃、ゆっくりとした時間を過ごしたい人へ。
銀座若松のお店情報
住所：東京都中央区銀座5-8-20 銀座コア 1F
最寄り：銀座駅 A4出口から直結
営業時間：11:00～20:00（L.O.19：30）
日曜営業
定休日：無休
連絡先：03-3571-1672
