今回林華泰茶行で買ったお茶の紹介(‘ω’)ノ
この記事では林華泰茶荘で2017年にみずもんが買ったお茶の紹介です。
購入した茶葉の紹介と、中身を写真付きでご案内しますので良かったら購入の参考にしてもらえると嬉しいです🍃
前回のお店の紹介記事
今回の旅で楽しみにしていたのは、「蜜香茶」を買うことだったので、勿論購入しました♪
みずもんが購入した台湾茶
購入したのはコチラ↓↓↓

購入した茶葉は蜜香・東宝美人・紅玉・鉄観音・凍頂ウーロン茶・高山茶・文山包種。外見だけじゃわからないと思いますので、1つずつ紹介します(*’ω’*)
それではご覧くださいませ~
蜜香紅茶
蜜のような甘く薫り高い風味が特徴の希少で高価なお茶です。
新宿の茶BARで蜜香烏龍茶を選んだら非常においしかったので、台湾に行ったら是非この名前のお茶を買おうと決めていました。
ここで紅茶、ウーロン茶どっちだよってなるんですが、葉っぱも製法も同じなので紅茶位発酵度の高い烏龍茶のことです。
※個人的にも紅茶といわれるとピンと来なくて、「紅茶位発酵度の高い烏龍茶」といわれたほうが納得です。
値段が1斤1600から1800NTに上がったけど・・・
買います、買いますとも。
おいしいよ台湾の甘い香りの紅茶
台湾の甘い香りの紅茶、東方美人や蜜香茶を調べると虫が~という記事が見つかりビックリです。
しかしこの虫の害がお茶のおいしさの秘密なのです♪
(お茶には虫入ってないのでご安心を)
お茶の説明、緩い概要のみ。
お茶が育つ際に、ウンカという5ミリくらいの大きさのヨコバイの一種が葉を齧ってしまうそうで、その時にお茶自身が抵抗してウンカを捕食する蜘蛛が寄ってくるような「甘い香り」を放つようになったのだとか。
虫が噛んで売り物にならない茶葉を生産者が飲んだところ、甘く香り高い独特の風味になった事に驚き、その後その甘い香りが特徴のお茶として売り出されるように。もはや、この虫なくしてこのお茶は作られないため、虫サマサマと言えるでしょうね。
今回は価格が2種あったので、1斤1600NTのものを1/4斤(150g)購入です。

この時のレートが3.8だったので日本円で約¥1600ほど。
※ウンカも蜘蛛も製品に入ってませんのでご安心を。
葉はこんな感じ丸めてないタイプで結構黒い。
そうそう、
一般的に知られるダージリンティーも同じ製法です。
「ヤダ~虫~💦」と思った人もきっと既に飲んでます、諦めましょう。
東方美人
台湾を代表する中国茶の1種である「東方美人」
この東方美人も蜜香茶と同じく発酵度が高く紅茶に近い味わいが特徴。
ヨーロッパで人気となり、イギリスで「オリエンタル・ビューティ」と名付けられたことからその名が付きました。
ヨーロッパ名で「東方美人」と称されますが、「白毫烏龍茶」と呼ばれるお茶は同じものです。
いずれも春季にウンカが発生しないと風味が出ず、その上夏の暑い時期に一芯二葉で丁寧に手作業で摘み採る必要がある為、手間暇も非常にかかっています。
価格が高くなることも頷けます。
今回は1斤1000NTのものを1/4斤(150g)購入です。お名前シール貼ってもらいました♪
香りは少し酸味のあるタイプで、西洋の紅茶に近い味わいです。
紅玉紅茶
あまり聞かない名前ですが、台湾産の大変上質な紅茶です。
台湾紅茶界の黒船や~
台湾で紅茶ってどーよと思っていましたが、英国式の「紅茶」と呼び名は同じ「紅茶」だけど別物と思っていいです。
渋みは少なく、芳醇すぎるほど良い香りがして大変、大変おいしいです。
後からつけたフレーバーではなく、お茶独特の濃厚な風味が広がり何とも言えない幸福な気持ちになれます。
(危ない薬みたいな言い方。。。)
淹れ方はウーロン茶と同じで、6煎位出ます。
あまり知られていないお茶で、収穫量も圧倒的に少ないため林華泰茶行でも通常の茶葉とは別に人目に触れにくい違った倉庫に保管しています。
「紅玉をください」と言わないと出してもらえません。入れ物、すんごい色(;´∀`)
他店でも売ってるので、この名前のお茶を見つけたら是非買ってみてください。
日本に入る価格は150g ¥8000~¥10000くらいする、大変高価な紅茶です。
今回は1斤2000NTのものを1/4斤(150g)購入。

※さすがにこれはメチャクチャおいしくて、倍の量買えばよかったと後悔(笑)
中身はこんな感じ↓↓かなり真っ黒
こちらの方が他の茶葉に比べて圧倒的に香りが違います、是非飲み比べてみてください。
水出しもイイと合ったので挑戦!すぐに色が出てきました。
10時間位冷蔵庫に放置したのがコチラ↓↓美味しかったなぁ・・・
鉄観音(写真の金色のパウチのやつ)
他店で「木柵鉄観音」と呼ばれるものもありますが、同じものです。
大陸よりお茶の木が移されたときに、鉄観音種は「木柵地区」以外に根付かなかったため、台湾産の鉄観音は木柵地域でとれたものという事になります。
発酵度が40%前後と高めで、最も大陸産烏龍茶に近いタイプの烏龍茶です。
発酵の際に何度も絞って揉みこんで丸めるため、お湯を入れた後は縮れた形になるのが特徴です。
かなり香ばしい香りがします。
戻すとこんな感じ。シワシワ・・・
鉄観音茶に多く含まれているタンニン酸は、大腸菌、連鎖球菌を抑制、下痢を止め、肝臓癌や胃癌を抑制、脂肪肝の予防、血管収縮を抑制、ニコチンの毒素沈澱をするなどの効用があるそうで、お酒を飲むことで参加した血液を中和して沈澱したアルコールを体外に排出する働きなどもあり、解毒、アルコールを溶解する効果もあると言われています。
健康効果を目的に非常に良いお茶なので、積極的に摂りたいですね。
今回は1斤1600NTのものを1/2斤(300g)購入です。
凍頂烏龍茶
凍頂烏龍茶は、台湾を代表するお茶の銘柄です。
もともと台湾の一部地域で栽培されたものの「ブランド名」ですが、現在では台湾全域で栽培されるとてもポピュラーなお茶です。
台湾のお土産というと「凍頂烏龍茶」とインプットしても良いでしょう。
凍頂烏龍茶は、緑茶に近い味わいを感じるのが特徴。
発酵度数は高くないため、雑味は全くなく、香りは上品で甘くすっきりとしています。
鉄観音とはまた違う香りで、飲むと大変リラックスして「幸せな気分」になれます。
今回購入したのは凍頂烏龍茶1600NTを1/4斤。
150gだとこの位丸めた茶葉なので真空パック👍
茶葉はこんな感じ。これをお湯に浸すと、綺麗に葉っぱに戻りますよ♪
高山茶
高山茶の定義は、1000メートル以上の高地に育ち、手もみで作られたお茶で、凍頂烏龍茶のひとつ上のブランドです。
高山茶の上には、阿里山、梨山などがあり、地名が付いているもののほうがランクは上になります。
(山の名前聞いてこなかったけど、今回のはどこのなんだったんだろう)
今回買った高山茶は
1斤3600NTを1/4斤(150g)
コレもったいなくて開けられない((笑))
すべてのお茶を飲み切った後に楽しもうと思います。
※とうとうあけました(2018.0903追記)
中身はこんな感じ
10g量りました。
いやこれね、さすがにいい匂いです。淹れる前から既に幸せの香りが漂ってきます🍃
お値段倍するのがわかるくらい違いがありますし、何煎出してもなかなか香りと色が落ちません。(限度はあります)
(;’∀’)次回行ったらもう絶対これ!!!って、
やめられなくなるくらい美味しいです、お茶好きな人なら味見程度じゃなくてがっつり買って帰らないと後悔するレベルです。
因みに、10gお湯で戻すとこんな感じ。
綺麗に茶葉と枝が出てきます、ていねいに手摘みされてることがわかりますね(*’ω’*)
お高いお茶ですが、日本で買うとゼロが1つ違ってくる価格なので絶対に買いです!
文山包種
分山包種(ブンサンホウシュ)と読みます。
紙に包まれて売っていたことから「包種茶」とも呼ばれていて、緑茶と烏龍茶の間位の低い発酵のお茶。
台湾を代表する銘茶といわれています。
コレ、渋谷にある華泰茶荘の喫茶で等級が高いものを試して感動した記憶があり、かなり好きなのでこれも目当ての一つでした。
今回は1斤1000NTのものを1/2斤(300g)購入。
紅茶や分山包種茶は丸めるタイプのお茶じゃないからパウチできなくて、。
・・・袋がでっかい(笑)※開けたあとに撮影したので上はゴムで縛ってます。
中身はこんな感じ。ちょっと緑色が残ってる感じですね。
コチラについてはガブガブ水のように飲んじゃいたい!と思ってたので600NTのを1斤買う予定でしたが・・・
欲張って1000NTに変えてしまったため泣く泣く1/2斤に。
案の定、ザクザク掘っては飲んでます♪お茶がなくなる頃、または今度はもっとお高いお茶にも挑戦したいなと思います。
あと、すぐに飲み切ってしまったお茶をもっと買わなくちゃ・・・
本当に美味しい。
余談

太りたくないなぁ、プーアル茶も買うかって思い「プーアールってどう?」雑談したら、
「プーアールは大陸産だよ」
「台湾のじゃないよ」
と教えてもらいました。
まぁ日本より安く手に入るし買ってもよかったのだけど、今回の目的は「台湾産のお茶を買う」という事だったので、今回はやめておきました
とはいえ、日本で買うよりはずいぶんお安いので購入自体はオススメ!ですよ♪
余談2 隣の店なぁに?
実は隣に「林茂森茶行」というお店があります。
売り方は同じ、パッケージもほぼ同じで???という感じになりますが、
林華泰茶行さんの息子さんのお店なんだとか。
関係ないって書いてあるけど・・・けど・・・
壮大な親子喧嘩中なのか(;´∀`)
今回は林華泰茶行さんに寄る!が目的だったので寄りませんでしたが、
行かれた方の記事を見る限り、洗練された先進的な問屋さんのようです。
シャレオツな「エイロン」の茶器も置いてるようなので次回はそっと覗いてみようと思います。
しかし、パパの隣で出しちゃうってまた、凄いなぁ。
また、日本の「華泰茶荘」のほうは嫌な顔せず教えてくれました(笑)
また、爆買いしたので
凍頂烏龍茶のティーパックくれました。
爆買の様子・・・何キロ買ったんだろうこのほかにも茶葉を詰めてもらってるところ。
写真奥の黒いお兄さんが一生懸命グラム量ってパウチ機にかけたり。
白い服のお姉さんがそれを缶に詰めたり。
手前のママがパウチじゃ無い奴に包装したり、てんやわんや。以上が今回購入した茶葉の紹介でした。
続く
次回⇒小籠包「冠京華」
※追記

台湾へ直接お茶を買いに行くのは本当にオススメです。
日本に帰国して茶葉の値段を計算してみたところ(サイトによって価格も違うし等級がどれに当たるかよくわからないので)詳しいお値段は出せませんが、少なくとも缶に入れた茶葉1~2本だけでお茶の総額の元は取れてる感じです。たぶん旅行代も概ね回収できているんじゃないかなって思います。
また、半年くらいでほぼほぼ飲み切っちゃったので次回は倍位買おうかなって思ってます(*’ω’*)
早く行きたい!!
ただ、台湾にだいぶ慣れてきたけどやっぱりJTBのBクラスホテル以下の選択が怖くてできない(笑)
台湾茶に興味がある方は是非こちらも🎶