台湾の観光地でおなじみの
九份、十分に行ってきたのでその行程とお土産のお話をしますね(‘ω’)
このツアーはベルトラで予約したもので、行程は十分(ナイアガラ→天燈上げ)から九份の順番で行きました。
あと、日本で虫除けを買って行かなかったので台湾で調達、前回ご紹介した虫除けを付けて行きましたよ(‘ω’)ノこれね
前回の準備からこの虫よけの説明は<コチラ>
それでは参りましょ♪
十分とは
読み方は「シーフェン」です。
台湾で有名なのは九份ですが、こちらは名前は似てますが別の場所です。
また、数字が付いている地名ですが付番での街の名ではありません。
九份は人を指す為「份」と言う文字を使うので、十分とは名前の由来は違うのだとか。
ランタンを飛ばす「天燈上げ」のメッカとして知られていて、台湾の記事で灯篭上げの写真が出てきたらこの十分で間違いないでしょう。
今回はツアー予約をしたので指定された集合場所で拾ってもらい、シートベルトをしたら、先ずは十分へ。十分エリアは「東洋のナイアガラ」と称される幅の広い滝観覧と、有名な「天燈上げ」の2つたのしめます。因みに、バスを降りたら先ずお手洗いに誘導されます、この先にお手洗いはあまり多くないのでなるべく案内されたところで使用しておきましょう。※ティッシュ必須です。忘れないように。あと手ピカジェルかな・・・
台北駅周辺から車で約1時間ちょっとで、静かな山間の町「十分」に到着できます。
※台北駅から電車でも行けます。
十分に敷かれている平渓線は、日本統治時代に石炭を輸送するために敷設された鉄道で現在はこのままこの単線を使用し1時間に1本電車が通っているのだとか。
この駅から約300mの線路沿いは、電車が来ない間は観光客の入場が許されていて、ここが天燈上げや写真撮影をするポイントです。
後で紹介しますが、人が線路内でワイワイしてる観光地です。
このポイントから徒歩15分ほどのところに先に説明した「東洋のナイアガラ」である「十分大瀑布」があり、約1~2時間ほどでいずれも楽しむことができます。
簡単に歩けるため、ツアーでは天燈上げとセットで回ることが多いようですね(‘ω’)
ということで、今回は先にナイアガラの道へ。
山の中腹の駐車場から、沢に下って行き、
コチラの吊り橋を渡ります。
公道と滝の間に元私有地があるのでそこへ侵入。
橋の下はこんな感じ、小さな滝があります。
滝壺が眼鏡の形だとかなんとか言われた気が・・なんだっけ(笑)
滝自体は台湾政府のものだったようですがこの辺りは昔、途中の道に土地の所有者が居て通行にお金を取っていたのだとか、その後政府の所有となり2014年には通路を整備して行きやすくしたそうです。今は料金所などは撤廃され、無料で入れるようになったのだとか、ありがたいですね。
橋の向こう側に着いて階段を下りたところから撮影。
有料だった頃、わざわざ私有地を迂回して滝を観に行くコースも作られたためにちょっとだけ通路の名残が残ってました。
当時の所有者の趣味で?
馬や
麒麟が
沢山置いてありました。
乗って遊べますが乗る以外の遊び方はありません(笑)
ここでは売店なども整備されていて愛玉子や軽食が売ってました。
結構湿気高いので、滑りやすい急な坂道が沢山あるので足腰弱い方は注意です。
この日は台風が来た後だったので、侵入ポイントが限られていましたが、
滝が綺麗に見える所迄案内してもらいました。
滝と一緒に撮影してあげます~と言って貰ったのでお願いしたのだけど、ここは逆光になってしまうのであんまり記念撮影向いていないですね(;^ω^)
ここを見た後は、元来た道を戻ります。マジで滑るので足元はくれぐれも気を付けてください。
天燈上げへ
滝を楽しんだ後、いよいよ天燈上げ。
この坂の上が十分駅、上がっている間にも空には・・・
十分駅前の侵入可能区域でランタンに火を灯して空に飛ばす天燈上げが楽しめます。
十分駅
十分駅前の線路沿いにはは燈篭を売る店舗や、お土産を売る店舗。
そして軽食やお菓子、お茶やさんがぎゅーっと並んでいます。
こんな感じ。
電車が1時間に1本で、しかもゆっくり来るので線路上だってことを気にせず観光できます。
夜が綺麗みたいですが、行ったのは昼間。
時間は誰も気にしないらしくこの日も多くの観光客で賑わっていました。
お店の人に案内されて、衣装ラックみたいなバーに固定された燈篭に向かいます。
墨汁と筆は用意してあるので、それを使って好きな願い事を書きこみます。
一応書く手順と飛ばすときに店員さんに声をかけるよう
Erryさんからのレクチャーが。
燈篭は4面あるので、みずもん家族は一人1面使いました。
母は家内安全(*´ω`)やさしい・・・
弟の願いは出世。
いいねぇ(´ω`)
ここで気になるのが、
毎日こんなにポンポン上げて火事にならんの?
って事と
山が燈篭の残骸だらけになるんじゃないの?
て事。
この疑問にErryタンが答えてくれました。
山火事については、台湾政府が安全を考えて天燈上げができる地域を決めていて、気流が穏やかで風が強く吹かないここ十分は心配無いのだとか。
まっすぐ上がって、火が消えてから山に落ちて行くから山火事にならないそう。
火事にならないとは言い切れないんだが本当に大丈夫なんだろうか・・・
また、景観美化と環境維持、観光の長期続行の為に山へは定期的に燈篭の回収をするそうなので、ゴミ問題も気にしなくて良いのだとか。
ありがたい事、素晴らしいです。
で、話を戻して
みずもんが書いたお願いはコチラ。
大富豪!商売繁盛!!!
欲張って欲の限りを書きました。
おぉぉお、お仕事を下さい><;!!
宝くじ当たらないかな←
自宅からぺんてるの「金の穂」を持って行っていたので
1人だけ金ピカ仕様の欲張りランタンの完成。
キャラクターや文字の回りに書いてる丸いのは「花」と「中国のお金」。
やっぱり台湾の神様に伝えるには伝わりやすいほうが良いかなと。
お願いごとを書き終えたら、お店のお兄さんが火をつけて飛ばす準備をしてくれます。
あと、上げるところの記念撮影。
その顔書いたやつこっち向けろって言われました。あざーす!
と言う事で
神様に届け!!!
無事に上がっていってくれました。
お兄さんに、「この絵アンタが描いたの?イイネ」的な事を言われました。
1いいね、ありがとうございます。
あ、
この子LINEスタンプあります。
よろしくお願いします♪
さて、天燈上げが終わったら、
電車(と言っても鐡道なので電気じゃない)を待って、
九份へ向かいます。
ちなみに、九份へは途中駅で降りて、元々乗っていたバスに乗り換えて行きました。
言われるままぼんやりついて行ってしまって、駅の名前を覚えてないです。
そして1時間ほどバスに揺られて、ゆるゆる山を上がりました。
途中の道から撮影、向こうに見えるのは寺院なんだとか。
九份とは
千と千尋の神隠しの舞台の一つとされている阿妹茶樓やカオナシっぽい仮面がある街です。
ここの写真は見たことのある人多いと思います。
※ジブリは公式に「舞台じゃない」と言ってるようなんだけど、どうだろう・・・。
九份の名前は「開墾した土地の持分を9人で分けたもの」に由来するのだとか。
元々は地味な村でしたが、19世紀末に金の採掘が開始されたことから現在のような規模に発展し、第二次世界大戦後に金の採掘量が減って閉山してからは一時忘れて去られた村になり発展と衰退があったようで・・・その後、台湾で空前のヒットとなった映画『悲情城市 (A City of Sadness)』の舞台として使われたことから観光都市として栄え、現在に至るそうです。
山の上にお店がギッシリひしめき合ってます。
鮮やかで綺麗。
ちょろちょろお店を紹介しますね。
お土産に、掌怪画廊という花のような文字を書くお店が人気とのことなので、
家族も描いてもらいました。
因みにこのお店は2件あって、茶色い文字を書くお母さんのお店と華やかな色彩の文字を書く息子さんのお店と選べます。
折角書いてもらうのなら華やかな方がいい人は、目印のナルワントのシールがいっぱい貼ってある息子さんのお店がオススメです。
あと、小物のお土産も値段をよ~く見ながら、九份で買う事をオススメします。
同じものでも街中に行くと倍くらいの価格になるものもあるため、観光地とはいえまだまだ田舎の九份で買うほうがお安く買える事が結構あります。特に手作り工芸品は九分のほうが比較的安かったかなと思います。九分で100NTのものが免税店や空港で500NTだったのも見たので。
とはいえ、新しいお店や情報が沢山入ってくる昨今では・・・だんだんお値段も都会と変わらなくなってくるかも。
あと、絶景ポイントが沢山あるので、
晴れた日は本当に気持ちが良いです。
猫も沢山いて、日当たりの良いところで何匹も寝てます。
犬も多いです。
でも触らない方がいいかも・・・。
以前にJTB呉さんから「触らない方がいいよ~」「ヒフビョーだよ~」って言われました(笑)
阿妹茶樓
九份でもっとも有名な外観の茶芸館「阿妹茶樓」
写真良く見えないけど、↑日本語で「あめおちゃ」と書かれています。
入り口にはお面がこんにちは・・・やや怖いけど
黒と赤のコントラストが美しいですね。
ここは見晴らしの良い場所にあるので、是非テラスで飲食がオススメです。
背景真っ白になってしまいましたが、向こう側の海まで見えます。
まぁ、暑いのと日光苦手って人は一つ下の階でもいいと思うけど・・・。
注文したのはお茶とお菓子のセット1人300元のみ。
お茶は熱いの?冷たいの?って聞かれるので是非熱い方をえらびましょう。
温かいお茶を頼むと・・・
お店の人が茶芸道具を一式持って来てくれて、
最初だけお茶の入れ方をレクチャーしてくれます。
お茶は何煎も淹れられるし、茶葉は沢山あるしでゆっくりゆっくり時間を過ごすことができます。
勿論、冷たいドリンクを注文してもいいですが、ずーっとお茶飲みたい人はやっぱりホット♪
お茶菓子は胡麻せんべいとウエットな落雁、セミドライの梅、お餅など。素朴な甘さのラインナップです。
台湾のお茶を楽しんだ経験のない弟がお茶の美味しさにびっくりしていました。きっと林華泰茶行で買ったお茶、すぐにまた買い足したくなるよ(*´ω`)
九份は山の上にあるため雨の日が多いそうですが、
前回も、今回も運よく快晴。
九分との相性は良さそう、また来よう。
ここで時間一杯楽しんで、帰りのバスに乗り込みました。
因みに、2014年のJTB九份ツアーでは
タロイモ餅のかき氷みたいなのをいただきました。これも素朴で良かったです。
そして帰路へ。今回は台北駅か中山駅周辺だったら何処でも降ろしてくれるという事だったので、シティーホテルに荷物を置くために林華泰茶行前で降ろしてもらいました。
Erryたんと運転手さん、ありがとうございました。
フレンドリーでとても良かったですよ。
ベルトラさん、ナルワントさんありがとうございました。
大手旅行会社で希望のツアーが無かったら↑ここで検索したらいいのがあるかも🌟
さてこの後、ホテル目の前にある「カルフール」で
お土産を買買う事に。
カルフールとは
世界34カ国に事業展開スーパーマーケットチェーンの名称。
フランス語で「交差点」を意味しています。
世界売上ランキングでカルフールは6位。
(コストコは2位)
日本でも聞いたことがある人、いると思いますが台湾にもあるんです。
大型のスーパーで、「倉庫か!!?」って位物が並んでいます。
お土産になるものもたくさんあるよ(‘ω’)ノ
ここはお茶のコーナーでしたね、リプトンもたくさんありました。
缶詰も欲しかったなぁ・・・
ローカルなスパイスからグローバルなアイスクリームまで何でも買えるし、ボリュームディスカウントが効いています。
台湾でペットボトル買うならお勧めのこのお茶も、
カートン売りしているため、旅の初めにどっさり買ってホテルに置いておくのもいいかもしれませんね。
因みにこの買い方は2~3日滞在する旅行ではかなりオススメです。
移動距離が長かったり、暑い国では特に。
ここで買ったもの
なんか辛い台湾の調味料
すっぱ辛いらしい(と言うかコレ、肉のハナマサでも売ってましたw)
ガチョウ油
フォアグラ風味になる?お料理にコクが出る油です。
写真のは玉ねぎ無しのタイプですが玉ねぎ有の方がオススメかな(´ω`)
チャーハン作るときに大活躍です。
ビール
台湾ビールが安い♪¥100位ですもん。
本当は花椒の瓶が欲しかったのだけど、皆考えることは同じかな?売り切れでした
結局花椒は「伍中行」で買いました
・・・が
コレは「四川産」って言われましたwwwウケル
大陸産じゃ意味ないじゃんww!!
この「伍中行」では
カラスミも買いました。
色からして若い。
ここのカラスミはグラム売りなので、小さい安いとか言うと安価なのを持って来てくれます。
「伍中行」は台北駅から徒歩10分の所にある乾物商店です。
良いカラスミが売っているとのことで人気があります。
麻辣花椒
台湾風味の辛いピーナッツです。
花山椒のしびれもよく効いてて美味しいです♪
ビックリするほどの個性は無いので食べやすく、お土産にオススメです。
3種買って試しましたが
一番右の奴が味が濃くておいしかったです。
黒いのは小分けになっていたのでばらまきに最適かなと。
残りの1つは・・・空港でも売ってる有名な奴だけど
当たり障りない、と言うか薄すぎてパンチがりない物足りない感じ。
辛くないのが好きなひとならこれでいいのかな。
おまけ
今では日本でもおなじみのサニーヒルズ、パイナップルケーキのお店もオススメ。
微熱山丘
これ、台北や中山周辺のホテルに泊まるならお店に行かなくても大丈夫なお届けサービスがあります。
1週間くらい前に日本のお店に「台湾に○日に行って〇〇ホテル泊まるから●●●元の箱×個欲しいな」と連絡すると手配してくれます。(まだやってるよね??)
とりあえず気になったら日本の店舗に問い合わせてください。
手配が済んだら、ホテルのフロントが立て替えてくれるシステムになっているので、あとはホテルのチェックインの際に一声かけておいてください。
甘酸っぱくて素材感のあふれるパイナップルケーキが食べられます。
瓜とか砂糖に頼らず、パイナップルギッシリって感じです。
※パナップルケーキは餡にパイナップル以外のものが入っていても偽物って事じゃないのでご安心を。
あと
ホテルオークラのベーカリー
中山駅から徒歩10分位で大倉に到着です、ここは外から入れる売店(ベーカリー)でパンやパイナップルケーキ、ヌガーが購入できます。
パイナップルケーキ
容器が美しいのでばらまきにオススメ。
スノーホワイトとか、パルルックホワイトの用紙みたいなのに印刷してあるため、キラキラしててマジ綺麗。
周りの生地に良質なバターを使っている為、芳醇でお上品な味がします。
日本で百貨店の洋菓子を食べ慣れてる人にはこっちがオススメです。
ヌガーもかわいくてええでww
ばらまけます。
リプトンも中国茶を出しています。
どこかの旅行誌に「オススメ」って書いてあったけどこれはリプトンの高山茶はマジ味が無いので、だったら免税店のティーバッグ買ったほうが何倍も美味しかったです。
九份で買ったのだけど、ヌガーの写真と一緒に写ってるティーバッグ、美味しかったです。
↓↓↓コレ
左がジャスミン茶、右が東方美人、
九份の茶店(自家畑で栽培&販売してるところ)で意味も解らず買いましたが
ここのは存外においしかったです。
あとね
朝市や夜市、寄ったんですけど・・・
衛生上の事を考えるとどうしても食事に手が出なくて。
見て楽しむだけにしました。
面白いんだけどさ、林華泰茶行のお兄さんも「屋台はやめとけ」って言ってたし。
そんなローカルでカオスを見るだけでも楽しむのもまた台湾の醍醐味かなと。
これで台湾旅行記終了です。
十分で使った金ぴかの筆はコチラ
衛生面気になるならやっぱりこれは持っておこう(‘ω’)