神保町にある老舗和菓子店 さゝまに行ってきましたよ(‘ω’)ノ
神保町、御茶ノ水でのおもたせや茶会の席にオススメのお店。
それでは行ってみましょう!
御菓子処さゝまとは
「ささま」と読みます、看板はご覧の通り「さゝま」。
昭和4年に初代笹間さんがパン屋を創業したところからお店の歴史は始まります。その後昭和6年に和菓子店として現在のお店をかまえたそうで、実に80年以上の(記事を書いたのは2018年なので、来年で開業90年)歴史を持つ老舗です。
販売しているお菓子はカジュアルな最中から、茶道に使用できる生和菓子、御干菓子すあま、お饅頭、羊羹を販売しています。都区内で茶道に関わっている人は聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
みずもんも実際、県外の茶道生から「今度、ささまのお菓子を買いに行く」という話を聞いたくらいなので。
さゝまの場所
ささまのお店がある場所は神保町駅から徒歩5分の、駿河台下の交差点すぐのところにあります。
立派なささまビルが建ってますが、店舗は趣を残した入り口です(*’ω’*)
また、お店の目の前はささまさんが植木が丁寧に手入れされているので、いつも緑が元気です。
お店の場所についてですが神保町駅A7出口から出るのが近いでしょうね、お店の方向として文房堂がある方面です。
地図はコチラ
地図のオススメは靖国通り沿いになってますね(^^;)文房堂を通る場合は真ん中のルートを進んでください。
店内
ささまさんの店内。
昭和の面影を残した石を固めたようなひんやりとした足元、小ケース、包装台、独特の取っ手の付いた引き出し。趣を残しつつもピカピカに掃除された店内。
そして、伝統的な和菓子が出迎えてくれます。
ラインナップは先ほどご案内した通り、最中や季節の御菓子、お干菓子。
隣のケースには箱詰めの最中や羊羹が展示されています。
最中40個入、なかなか見応えがあります(*’ω’*)おいしそう。
羊羹、下段には予約になりますがお饅頭とすあま。
お菓子をいくつかお願いして、店内で包んでもらいます。
待っている間はコチラのベンチでひとやすみです(*’ω’*)
包装されたお菓子はコチラ。
2018年夏は暑かったですね、7月の初めから各地で35度越え。
お菓子の持ち運びについてすぐに冷蔵庫に入れる必要がございますかと聞いたところ、「いいえ、もとより和菓子は冷蔵庫のない時代からのものになりますので常温でお持ちいただいて問題ありませんよ」とのこと。ただし、乾燥をふせぎつつ賞味期限はお守りください。と。
老舗ならではですね、常温で問題なし。
寒天を見ると、ゼリー的なイメージで「冷やさなきゃ溶けちゃう?」ものだと思ってました(;´∀`)
今回購入したお菓子
みずもんが持ち帰ったお菓子はコチラ。
計6種(*´ω`*)、それではひとつひとつご案内しますね。
涼風
緑の羊羹と大納言が入ったひょうたん型の寒天。
クーラーの無い時代から、この透け感が見た目の涼しさを表現しているんですね🎐7~8月のお菓子。
みぞれ羹
道明寺羹(桜餅などに使われる道明寺が入った羹)の中に漉し餡が入ったもの。
冬のみぞれを表現していてこれも涼しさを感じるデザインです❄✨7月~8月のお菓子。
青楓
中に漉し餡が入った、青い楓の葉をイメージした練切。7~8月のお菓子。
これはまだ楓の青々とした葉が見られる夏のイメージ。涼やかというよりは季節を感じるデザインですね(*’ω’*)☘🍀🍃
目さまし
白あんをお持ちで包んでから焼き鏝で朝顔のような見た目にあしらったもの🌸✨
これも季節を感じるデザインですね。これも7~8月のお菓子。
久寿桜
あずきに葛を纏わせ、つるんとした口当たり。
この日購入した中でこの久寿桜のみ、当日賞味期限。6月~9月まで店頭にのぼります。因みに桜の葉は味の付いていない普通の🍃葉っぱでした(^^;)
松葉最中
(^^;)・・・ごめんなさい、写真を撮る前に食べちゃいました。コチラは通年のお菓子。
写真はまた今度で🌟
最後に
購入した和菓子は季節ものなので、次の月にはまた違った装いのお菓子が店頭に並びます。
茶道の席ではどちらで買ったどのようなお菓子かという説明を入れることもあるので、季節感を大切にしていることが伝わってきました(*’ω’*)季節の和菓子のラインナップについてはお店のHPで月ごとに確認することができ、更に作り方の写真付きの説明までされていますので是非お店のHPもご覧くださいませ。
和菓子の味、見た目、HPのご案内、冒頭で紹介した軒先の緑についても、笹間さんの優しく丁寧なお人柄が伝わります。
ごちそうさまでした。
お店の情報
住所:東京都千代田区神田神保町1丁目23
最寄:神保町駅から徒歩5分
営業時間:9:30~18:00
定休日:日、祝 ※夏季・冬季お休みアリ。
連絡先:03-3294-0978